はじめに
最近中国語の勉強を始めたので、その時に学んだ四字熟語を備忘録的な形で今後このブログに残していこうと思います。中国語は厳密には日本語のような四字熟語という括りはないみたいなのですが、成语という形で日常的に使われているとのことです。日ごろ勉強していても、中国語の四字熟語などは頻出するし、それを使いこなせるだけで中国語の日常会話の水準が大きく飛躍すること間違いなしなため、がんばっていきたいと思います。
最終目標としては来年までに100の成語マスターを目指します!

積み重ねは嫌いだけど、やらなきゃ上達できないのが世の常,,,
とりあえずは続けてみよう
1回目
胸有成竹
宋の時代にいたある画家は竹の絵が上手いことで有名だった。彼は自分の庭に様々な種類の竹を育てていただけにとどまらず、晴れの日も雨の日も竹林に向かい、観察とデッサンを何年も継続した。そんな画家の描く姿と竹を見て、人々は「胸有成竹(彼の胸の中には立派な竹がある)」と褒めたたえた。
胸有成竹:物事に取り組む前に準備を十分にしたため、自信と実力が備わっている様
日本語ではあまり聞かないけど、個人的にすごく好きな成句です!

我只学了几天而已,不能胸有成竹地睡着呢
数日勉強しただけで、胸有成竹に眠ってることなんてできないですよ
上下其手
楚の国と郑の国が戦争をした際、郑の国の国王は楚の将軍の手によって捕虜となった。その手柄が欲しくなった楚の王子は、郑国王を捕まえたのは自分だと嘘をつき、楚の将軍とどちらが正しいかで争いが起きたため、郑国王本人の証言に基づく裁判で解決が図れた。裁判官は王子に勝たせるため、王子を指す手を高く、将軍を指す手を低くしたため、その意図を察した郑国王は王子に捕まったと嘘の証言をし、将軍の手柄は王子に奪われることになった。
上下其手:あの手この手でズルをすることで、目論見を達成させる様

普通に王子が酷い。
※上下其实は「痴漢する」とか「体を撫でまわす」という意味で使われることも

为了钱,那家伙肯定会上下其手的
アイツは金のためなら絶対上下其手するよ
井底之蛙
井の中の蛙大海を知らず 井戸の中で、少量の水や一欠けらの空を自慢する蛙に対し、海鳥が海の広大さを説いて蛙を呆然とさせるお話。
井底之蛙:小さな環境に長く身を置いたことで、見識が浅く、思路の狭い人を表す。
類義語:坐井观天、管中窥豹、一孔之见、目光短浅
日本語でもしょっちゅう使われる成語ですね。

如果你不想当井底之蛙的话,要好好的练习哦
井の中の蛙になりたくなきゃ、ちゃんと練習しなきゃだよ
打草惊蛇
唐の時代に、百姓から金品を巻き上げる悪い県令がいた。百姓達は連名で県令の汚職を告発する手紙を朝廷に送ったが、手紙が最初に届いたのは県令の元だった。県令は自身の違反行動が手紙に記されていることに驚いたが、百姓たちの目論見は察知され、このことに対して県令は百姓の行動を「棒で草を叩くようなこと=不用意な行動」、自身を「それに驚く草中の蛇」と表現した。
打草惊蛇:不用意な行動をして相手に目論見を察知されること。相手に気づかれてはいけないという戒め。
日本語でも藪蛇(藪をつついて蛇を出す)って言いますよね!

公开调查情况是打草惊蛇的行为
調査状況の公開は藪蛇な行動だ
请君入瓮
唐の時代に二人の酷吏(刑執行人)が任用されたが、そのうちの一人が謀反の疑いがかけられ、もう片方がその尋問を任されることになった。如何に相手に自供させるか考えた酷吏は、謀反を企てる酷吏に「頑固な犯罪者に自供させる方法」を尋ねた。彼はそれに対し「大きな窯の四隅を熱し、そこに相手を入れればいい」と答えたため、その方法通りに酷吏が窯を用意し、相手に窯に入るよう勧めたところ、謀反を企てた酷吏はあっさり罪を認めた。
请君入瓮:相手の方法で相手をとっちめる、やりこめてしまうこと。

直感的にはUNOのリバースカードみたいなもの?

我被他的UNO反向卡请君入瓮了…
彼のリバースカードにやりこめられてしまったよ…
不打自招
三蔵法師一行はある寺院に泊まった。その際に三蔵法師は自身の袈裟を寺院に展示したが、金に困った寺院の僧侶がそれを奪い逃げた。妖怪に捕まった僧侶は妖怪に何かをされる前に自ら「自分を傷つけないでくれ」と自らその妖怪に霊験あらたかな法師の袈裟を差し出した。
不打自招:自身の悪事や過失を自ら暴露してしまうこと。語るに落ちる。

被警察抓住的小偷不打自招地曝光其他的犯罪
警察に捕まったコソ泥はうっかり自ら余罪を暴露してしまった
まとめ
成句にもいろいろな成り立ちとストーリーがあって学んでて面白かったです!特に上下其手のお話では王様は将軍に捕まった腹いせに王子に捕まったと嘘を言ったんだと考えると笑けてきますね。あと、個人的に请君入瓮とUNOのリバースカードがお気に入りで、今度誰かに説明する機会があったときは真っ先にこの例えを使いたいと思います!
この「毎天成語」、どれだけ継続できるかわかりませんが、以降も続けて成句学習頑張っていきたいと思います!


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